常陸人旅行記

茨城住み学生の独り言

夏の北海道を見てきた話

お久しぶりです。

ブログなんて誰も見ないし別に更新しなくてもいいかなとも思ってたのですがいざ書き始めると思い出を振り返りながら整理しているようで楽しいんですよね。

なるほど、自慰行為と言われるわけだ。

 

ということで今回は夏の北海道、夕張・富良野・美瑛あたりに行ってきた話です。

時期は8/18~8/20 旅愁を誘う夏の終わり(まだ全然暑いけど)

部活も落ち着いてきて定期テストが控える中ですが関係ないですね。いつも通りお昼すぎくらいに家を出て茨城空港へ。早めに着いたので百里基地で訓練でもやってないかなとも思ったのですが残念、戦闘機は見れず。でも小型機が駐機してましたね。なんかイベントでもあるのでしょうか。

飛行機は結構ギリギリで到着。それでもスカイマーク社員の努力によって定刻通り出発。機材はB737-800、そろそろデカい機体にも乗りたいな〜なんて思ったり思わなかったり。今日は晴れていてとても眺めが良かったので機内からの写真も載せておきます。

新千歳空港に到着、北海道だし涼しい...なんてことはなく普通に暑かったです。とりあえず夕飯を食べに行きます。結構遅い時間に到着するので空港内の飲食店も結構しまっちゃってて、北海道一日目はいつもラーメン。訪れたのは麺屋開高、赤味噌のスープが程よく甘くて麺に絡んで大変美味しかった。誠意のチャーシュー丼も頂いて()大変満足でした。チャーシューが売りのお店らしいですね。

本日も恒例の新千歳空港温泉に入って就寝。やっぱり空港温泉は素晴らしい。本当に。新千歳空港に行くことがればぜひ空港温泉に入ってください。温泉だけだと高いのでエアターミナルホテルに泊まりましょう。温泉行き放題です。

 

二日目

朝早めに起きて朝食へ。ビュッフェ形式って取る量難しいじゃないですか。これも美味しそう!これも美味しそう!ってついつい取りすぎてしまう。でも最近慣れてきて、朝食は絶対和食派のオタクなので米と味噌汁を基本に北海道のじゃがいもとかそれっぽいものを取ってちょうどいい朝ごはんになりました。

レンタカーの予約をしていたので朝早いバスに乗ります。てか空港周りの道は交通量すごいですね。北海道ってこともあって物凄い自家用車の数。やっぱ都会ですわ。レンタカーの店舗まで移動する途中バスの車窓を見ていると白樺が目に入ります。やはり植生が全然違うので北海道は面白いですね。

レンタカーに乗って目指すは富良野。高速で行ってもいいのですがせっかくなので夕張の方を通って行きたいと思います。1時間も走れば新夕張に。偶然にもなにかイベントをやっているらしくタダで夕張メロンを食べられることに。タダなら食べてやってもいいかと列に並んで数分、地元のおばちゃんが手渡してくれたメロンを食べると...

コラ〜〜〜〜〜〜!!!美味スギィ!赤色の果肉からは考えられないほど爽やかな味わいと程よい甘さ、こんなに食べやすいメロンは初めて!というのが率直な感想。茨城も美味しいメロンあるのに...とどこか夕張メロンを僻んでいたところがありましたがこれは美味い。一気に夕張メロンファンになりました。それと、本日はイベント日だったそうで結月ゆかりとよくわからないキャラクターのグッズが並んでいました。確かに、結月ゆかりのフルグラTシャツを着ているオタクがいてもおかしくない。ということで僕もいくつか結月ゆかりグッズを購入し夕張をあとにします。

富良野までの道中、クソデカダムを発見。夕張シューパロダムというそうで、ここらへんの水系を守っているんだとか。これでもにわかダムオタクやっているので管理事務所までトイレがてら見学に。実は昔、ダムの下には集落が広がっていたようで、炭鉱や鉄道があったそうな。少し進んだところに、水面からアーチ橋が覗いているではありませんか。

昔の面影がこういう形で残されているのはとても感動しますね。北海道の昔と今、そしてこれからを見ているようで、より北海道がより魅力的に感じました。

お昼ごはんが食べたくなった我々、少し寄り道をしてお昼を食べることに。ここは三笠市幾春別町。旧奔別炭鉱があるところです。先程の大夕張にしても幾春別にしても、北海道は開拓時代、炭鉱で栄えていたということがひしひしと伝わってきます。

お昼ごはんは更科食堂という蕎麦屋さん。こんな僻地でも小さい店内が人で埋まるほどの人気店があるもんだと、失礼ながら驚く限りでした。玉子とじのお蕎麦も美味しくあっさりとしていました。更科そばというのは蕎麦の殻を削ってから製粉したようで、蕎麦の風味が苦手という方も食べられるかもしれませんね。それでは、腹を満たしたところで目的地の富良野へ向かいましょう。

そうだ、道中面白い発見をしたので共有しておきたいと思います。流れる景色をぼーっと見ていたとき、ふと目に入った「初音」の文字。僕は見逃さなかった。

そうそれは「初音橋」。ちゃんと読み方もHatsuneになってますね。誰が付けたんだか知りませんが、これを見逃さなかった自分はやはり初音ミクオタクなのだと認められたような気がしました。

レンタカーの中でkeiseiさんの曲を再生。大好きなkeiseiさんの曲を聞きながら大自然に囲まれた道を走ることができるのは楽しい限りです。芦別川にある小さな滝の数々を眺めながら走ること1時間、やっと富良野市街に。向かう先は皆さんお馴染みファーム富田。もうラベンダーの季節ではないのですが沢山のお花が咲いていて良かったですね。やはりここは北海道、ツアーの外国人観光客が多く日本にいる心地がしませんでした。

そう、ラベンダーソフトクリームも食べましたよ。なんだその美味しくなさそうな味と思ったそこのあなた。実は美味しい!!!とは言い難いですね...いや全然食べられ無いというわけではないんですけど、まあもっと美味しいアイスあるよね...みたいな。ラベンダーの香りをこよなく愛して口に含みたくてしょうがないという方にはおすすめです。よくもまあこんな美味しくなさそうなものをある程度食える味にしたなと努力は認めましょう。小雨も降り始めてきたので今夜の宿へ向かいます。

さあ行く先は新富良野プリンスホテル。あの有名なニングルテラスがあるところらしいですよ。ニングルってなんぞやと思った方向けにちょっと解説。ニングルとはアイヌに伝わる小人のことだそうで倉本聰の「ニングルの森」で一躍有名になったのだとか。妖精のおうちってわけですね。

そこは幻想的な空間が広がっており、喫茶店や工房などが点在。その中にはニングル(小人)のものと思われる小屋や橋などがあり世界観が創られていました。散策している途中木の上のリスを見つけたのですが、リスの衝撃で落ちた小枝が下を歩いているカップルに直撃。わざとでしょうか...

そんなことをしていたらもう夕食の時間。大きいホテルだけあって料理も普通のビュッフェ形式かなと思っていたらこれが素晴らしかった。目の前で寿司を握ってくれたりラーメンを作ってくれたりローストビーフを切ってくれたり...とにかく演出が豊富で飽きない食事でした。個人的に好きなのはチーズ溶かしてかけてくれるやつ「ラクレット」と目の前でモンブランを作ってくれるやつでした。特にラクレットはなんか憧れの存在で、実際に目の当たりにして感動しました。チーズが冷める前に食べたい気持ち vs 絶対口の中火傷する温度のチーズ 若干火傷気味でしたがチーズをかけて食べる道産子じゃがいもはとても美味しかったですよ。写真を撮ってないのが心残り...

 

三日目

朝食も安定の美味しさでお腹も満足。少し天気が心配ですが四季彩の丘へ向かいましょう。

富良野では曇っていましたが美瑛に着いたときには快晴!

美瑛と言えばこれ!という景色を見ることができました。四季彩の丘も美しいですが、周りも広大な丘に畑が色がっていて、関東では見ることができない景色に感動。普通にドライブしているだけで楽しいのが北海道の魅力だと再認識しました。

そして美瑛最新の観光地青い池へ。白神山地とかでも聞く青い池とやらですが大体青くないですから期待はしてなかったのですが、、、

ちゃんと青いんですよ!天気も良かったのでそれもあったと思いますが鮮やかな青というかエメラルドグリーンというか、自然の中にこの色が存在するのは些か違和感に感じますね。ここは新しめの観光地らしく、砂防事業の副産物なんだとか。やはり北海道は観光誘致のやり方が上手いですね。

富良野市内でオムカレーでも食べて、そろそろ飛行機の時間が迫ってきました。いつも通り雪ミクスカイタウンに寄り今回はTシャツを購入。なんか時間ないな...と思っていたら飛行機のダイヤが冬と変わっており、若干早くなっていたのでバタバタしてしまいました。

 

無事に搭乗、定刻出発。飛行機激混みで通路側の席...外の景色が見えないのはなかなかつらい。ただ、1時間ほどで着いちゃうのでそこめで苦には感じなかったです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

ここ書いてるの2月なんですけどまあいいでしょう。

みんうーでした。